【一眼レフ初心者へ】魅惑的な魔法のレンズ(人物写真や動物写真にも!)

2016/08/29

こんにちは、フォトアドバイザーのえがお先生です。

「レンズ選びって難しい」と思ったことはないでしょうか?「せっかく一眼レフカメラを買ったけれど、何を撮ろうか迷っている」という人は、さらに難しいと思われているかもしれませんね。

最初にお伝えします!実はえがお先生は基本的に、一つのレンズしか使っていません。それが本日紹介する「単焦点レンズ」。ご存知でしょうか?名前だけは聞いたことがあるという人は多いと思います。私は魔法のレンズだと確信しているので、要チェックしてみてくださいネ。

一眼レフカメラ

えがお先生はNikonの一眼レフを使っているので、上の画像(AI AF NIKKOR 35mm f/2D)の単焦点レンズのみを基本的に使用しています。どうして一つしか使わないのか?それは、これ以上のレンズとまだ出会っていないからです。

この魅惑的なレンズの魅力を4つのポイントに絞って、お伝えしていきます。

 

1.とにかく高画質で明るい

Nikonの公式サイトでは次のようにこのレンズを紹介しています。

小型軽量化を図ったシンプルなレンズ構成で、開放からコントラストの高い鮮明な画像を実現。 歪曲収差も良好に補正され、無限遠から最至近距離撮影までシャープに描写。 多層膜コーティングの採用により色の再現性にも優れています。風景写真、スナップ・旅行など常用レンズとして多彩な用途に使用可能です。
(出典:http://shop.nikon-image.com/front/ProductJAA129DA.do?cid=IJD98TJZDJ018489

単焦点レンズの醍醐味は、とにかく「明るい」ということ。人間、花、料理、動物、どんな被写体であろうと鮮明に写し出してくれます。初めて写真を撮った時には、感動しました。一方、ズーム機能をあるレンズは鮮明度を求めていくと、値段が跳ね上がってきます。プロの方が使うものは、レンズ一本で10万円以上するものも数多いです。一眼レフ初心者がまず気軽に始められ、かつプロに近い写真を求めるならば、やはり単焦点レンズがオススメです。

 

2.高性能なのに低価格

私が使っている単焦点レンズは、価格.comで調べてみると最安値で35800円と出ました。もちろん、新品の価格です。(参考:http://kakaku.com/item/10503510241/?lid=ksearch_kakakuitem_image

単焦点レンズの50mm(AI AF NIKKOR 50mm f/1.8D)は19800円とさらに安いですね。(参考http://kakaku.com/item/10503510243/?lid=ksearch_kakakuitem_image

「35mm、50mm、75mmなどはどう違うのですか?」とよく聞かれます。簡単に言うと、数値が上がるごとに撮れる範囲が狭くなります。75mmくらいになると、相当ポイントを狙う必要があります。私が35mmにした理由は、できるだけ自分の視界に近づけたかったから。レンズのmm数の違いは、一度体感してみるとよいと思います。私も選ぶとき、カメラ屋さんで何度も試させてもらいました。被写体へのアプローチも変わってくるので、カメラ屋さんや知人のカメラを借りて、ぜひ一度テストしてみてください。

 

3.シンプルな作業

ズーム機能が入っていると、その分、やること・考えることが多くなります。しかし単焦点レンズはその点シンプル。余計なことをしなくて済むので、撮影自体を楽しむことができます。

めんどくさいことをできるだけ抜きにして、写真を楽しみたい人にはさらにオススメですネ。

 

4.被写体との距離感が楽しい

単焦点レンズはズーム機能がありません。なので、大きく写したい時には、被写体に近づく必要があります。いろんな視点で、いろんな方法で、工夫しながら撮ってみなきゃいけないんですね。ここに写真本来のオモシロサがあります。

ズームでイライラしていたことが、ここできっと解消されるでしょう。

 

まずは単焦点レンズから始めてみましょう

いかがだったでしょうか。今日は単焦点レンズの魅力をお伝えしました。最後に単焦点レンズの弱点をお伝えしておくと、「被写体に近づきたいけど近づけない状況」においてアップで撮れないことですね。例えば、子どものお遊戯会の場面。席を立って、前に出て撮ることは難しいですよね。こうした時は、やはりズーム機能が必要です。

しかし日常の中で写し出す分には、単焦点レンズ1本で十分だと思います。ずっとオススメしたかった、単焦点レンズ。是非一度、体感してみてくださいネ。

Have a nice photo’s day!

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