オススメ3選!タレントのフォトブックで休日の癒し時間を。

2016/08/29

こんにちは、フォトアドバイザーのえがお先生です。

芸能人・タレントが出版する「フォトブック」をご覧になったことはありますか?好きなタレントやアイドル、アーティスト等がいる方は購入し、何度も見返した経験がある人は多いと思います。今日は「フォトブック」を通じて芸能人・タレントさんの新たな一面を覗いてみます。そして、えがお先生の視点で☆5つで判定してみる、そんな企画コーナーです。今後、シリーズにしていけたらいいなと考えています。

 

フォトブックには豊かに生きるヒントがたくさん

今日は私が大好きな「フォトブック」をご紹介。芸能人・有名人と呼ばれる方々は、並大抵ではない努力をしています。だからこそ、運もついてくるのです。そうした人たちのプライベートというのは、より豊かに生きるためのヒントがたくさん。

「フォトブック」ならではのプライベートな話も満載なので、テレビや雑誌とは違う一面が見えて、共感できることがたくさん。さあ、ちょっと気になるあの人の、プライベートを覗き見しちゃいましょう。

 

ベッキーの心のとびら

最近、話題だったベッキーさん。ファンも多く、様々な報道に心が痛む人も多かったのではないかと思います。実は、ベッキーさん。こんな素敵な著作があります。これはもう、カラフルな写真とメッセージに溢れていて、見ているコッチが元気をもらいます。

総合満足度★★★★☆
写真の見応え★★★★★
構成★★★☆☆
装丁★★★☆☆

上向きな気持ちにしてくれる、ベッキーの名言と愛らしい姿が満載

掲載されている写真たちはバリエーションに富んでいて、どれも鮮明で、一枚一枚が広告のポスターのよう。全てのページに大きく写真が載っていて、インパクトも大です。ガーリーなテイストもあれば、スナップの要素もあり、見事に見ている側の感情を揺さぶってくる。それはベッキーさんの天真爛漫さが紙面に溢れんばかりに出ているのです。

『こんな人にオススメ』というのは、最近仕事に一生懸命でプライベートな時間をなかなか作れない人ですね。瑞々しい写真と文章に、パワーをもらえることでしょう。文章よりも写真が好きという人にはさらにオススメです。

写真の隣には、メッセージが大きく書かれています。ベッキーの名言語録のようにも構成でちょっと満足できなかったことは、せっかくのフォトブックなので、ベッキーさんの内面を綴ってほしかったなという全体を通じて元気すぎる印象なので、パーソナルな部分を「写真」「文章」で表現してもらえたらさらに満点に近づいたという印象です。

読みたいシチュエーションとしては、「休日、この本だけ持って、カフェに出掛ける。仕事のことも忘れて、ホッと一息、コーヒーを飲みながら、眺めていたい」。きっと、休日にパワー充電できる本となるでしょう。

 

humming life(MARBLE BOOKS)

「森きみ」の愛称で知られ、ファッションモデルとして活躍中の森貴美子さん。と言いつつ、私もこの本を通じて、今回初めて存在を知りました。ファッション誌「non-no」をはじめ、「mini」「mina」でも活躍されているということで、女性は知っている人が多いのかもしれません。森きみさんが出版されていたこの本、きゅんきゅんしっぱなしでした。

総合満足度★★★★☆
写真の見応え★★★★☆
構成★★★★☆
装丁★★★★★

全てのカットを旦那さんが撮られている、夫婦であることの愛情がにじみ出る

『こんな人にオススメ』というのは、ズバリ「結婚」「出産」を意識している方。男性・女性は問いません。(女性の方が共感する面は多いと思います)

この本のどこが素晴らしいかというと、森きみさんが妊娠し、出産するまでのドキュメンタリーが写真と文章で描かれているところ。そしてその光景を旦那さんが全て撮影していることで、森きみさんのパーソナルかつ多面性が浮かび上がっている。

帯にはこう書かれています。

『鼻歌ばかりの人生ではないけれど、「これからも何とかなる!」精神で、いつもハミングして生きていきたい』

ページをめくる度に、お腹が大きくなっていく。そんな母に近づいていく姿に、見ている側もドキドキと高揚感が高まる。装丁(書物の外側のデザイン)が素晴らしく、サイズ・表紙・カバーなど、個人的にはパーフェクト。手に収まる感じが可愛らしく、気軽に読み進められる感じがGoodです。

読みたいシチュエーションとしては、夜寝る前にベッドにゴロンと横になりながら眺めたい感じ。まどろむ時間に夫婦の愛を感じられる、そんなひと時を演出してくれることでしょう。

 

はじめまして三倉茉奈です。はじめまして三倉佳奈です。

「まなかな」の愛称で有名な双子の二人。いつも元気なイメージの二人だけれど、その人としての中身はよく知らない。双子として生きていく、しかも一緒の仕事として。芸歴20年以上の彼女たちがどんなことを考え、視点として見ているのか。

総合満足度★★★☆☆
写真の見応え★★★☆☆
構成★★★★★
装丁★★★☆☆

双子ならではの奇抜な本の構成と、茉奈佳奈が捉えた写真たち

『こんな人にオススメ』というのは、10代後半~20代前半の「生きる」ことに真剣に向き合い始める人。なぜならば、この本は大人になることへの葛藤が数多く描かれていて、それでも挑戦し続ける彼女たちのドキュメントを追っている、そんなテイストで構成されているからです。

この本の素晴らしいのは2点。1点目は本の構成。なんと、「双子」という特性を活かして、表紙・裏表紙という概念を取っ払い、それぞれの人格が表現できるように茉奈さん・佳奈さんのパートが分かれる形で展開されています。左からは「茉奈さん」、右からは「佳奈さん」がストーリーを展開していく構成です。これは斬新で、意欲作だなと感じます。

2 点目は、彼女たちが意欲的に写真を撮り、掲載しているのです。それはそれぞれの「視点」が浮かび上がることを意味します。写真には、撮り手の考えていること・感じていることがダイレクトに写し出されます。その写真の面白さを活かして、この本は作られている。正直、写真から受ける印象は、内面の素直さや暗さです。テレビに映る人間性とのギャップが、真剣に生きている姿を浮き彫りにし、共感を起こすことでしょう。

笑顔デザイン研究所

読みたいシチュエーションは、勉強や受験の合間です。最初にもお伝えしましたが、途方もない「人生」について真剣に向き合いだした時期にピッタリの一冊。茉奈さん・佳奈さんのチャレンジングな生き方に刺激を受け、自分の生きる道を確立するための参考になるはずです。

なので、青年期を迎えている親御さんが読むのもいいと思います。少なからず、息子さんや娘さんを理解するための手立てにもなるのではないでしょうか。

 

人間味が映し出されるフォトブック

今日は大好きなフォトブックを紹介してきました。フォトブックは悩み、葛藤、楽しみ、喜びなど、パーソナルな部分が表現されます。そこには共感することがたくさん。有名人・芸能人だって、一人の人間。素顔を覗けば共感できるし、元気をもらえます。

ぜひ一度手に取って、読んでみてくださいネ。素敵な写真ライフを。

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