保育士さんが園でできる!子どもの写真の撮り方

保育園の先生方、この記事は必見ですよ~!保育の合間に行う子どもの写真撮影、苦手意識を持っていませんか?

どこの園でも子どもの写真を撮ることは保育士さんに求められる一つの技能になりました。

今日はこういったお悩みをしっかりと解決しましょう。

先日、こんなお悩み相談が届きました。

「私の勤務してる園は、こどものスナップ写真を販売することが、普通になっています。私はうまい写しかたのコツをこうじてみても、どうしてもじょうずにとれません。私ができないことが他の先生の負担になりつつあります。今の時代は保育士も写真を上手に写す技術が、必要なんですね。今までそんなことは、してこなかったんで。。超下手なんですが、どうすれば上手にとれますか?できないことが悔しいし悩みです。マスターしたいです。」

今の保育士さんは保育と写真撮影の板挟みになっていること、多いと思います。本来は保育と写真撮影は別ものですよね。

しかし相談内容にもあるとおり、今はどこの園でも子どもの写真撮影が求められます

私は子どもの笑顔を引き出す写真撮影「あそびシャッター」を考案しました。

簡単にお伝えすれば、子どもとあそびながら撮るということです。

そのメソッドを使って、お悩み内容の解決策を提案しますね!

3つのステップを用意しました。

この3ステップを意識して、シャッターを押してみてください。

①子どもを追いかけない!写真撮影の場所を決める

DSC_3767

写真がブレてしまう子どもが写真の枠に入らないということはありませんか?

まずお伝えしたいのが、子どもを追いかけながら撮影はしないということ。

どういうことかと言うと、動き回る子どもの写真を撮ろうと思っても、カメラも一緒に動いてしまっているので、ブレます。

子どもも写真の枠に収まりません。

そこで!写真撮影を行う場所をあらかじめ決めて、シャッターを押してみましょう。

「え?そんなこと言っても子どもが動いてしまうじゃないですか!」とおっしゃるかもしれません。

しかしコミュニケーションを取りながら撮影すれば、子どもはちゃんとこっちを見て、写真の枠に収まってくれますよ。

最初は撮影するシチュエーションをかけっこやおにごっこの場面ではなく、製作や砂場あそびなどの【静】の場面を選んで練習してみましょう。

ここならば綺麗に子どもが写真の枠に入るなという場所でカメラを構えます。

ここで撮ると決めたらそこから動かない。カメラも動かさない。そして次のステップに進みます。

②コミュニケーションをしながらシャッターを押す

DSC_1305

先ほどもお伝えしましたが、コミュニケーションを取りながら撮影すれば、子どもはちゃんとこっちを見て、写真の枠に収まってくれます。

ちゃんとこっちを見てということはカメラ目線になっているという状態になります。

子どもがカメラを構えた場所からどこかに行ってしまうのはコミュニケーションをせずに、黙って撮ってしまうからです。

コミュニケーションを通して撮り手(保育士)と被写体(子ども)の時間をつなぐ、その上でシャッターを押すイメージです。

「それ何つくってるの?」と砂場であそぶ子どもに聞けば「コーヒー!」など答えてくれますよね。

その答えてくれた瞬間にシャッターを押します。

写真が苦手という人はこの同時進行ができずに苦しんでいるのかなと予測します。

お話しながらシャッターを押すという同時進行を何度もやってみてください。

次第に慣れてきて、子どもたちのいい表情をいい構図で撮影することができますよ。

③あそびながら撮る

DSC_3523

笑顔写真家えがお先生が提唱する撮影法は「あそびシャッター」といいます。子どもの笑顔を引き出す写真撮影法です。

言葉の通り、あそびながら撮影をしていきます。

子どもが一番いい笑顔をするのってやはり遊んでいるとき。

それを活かして、あそびながら写真撮影をするのです。

例えば、「だるまさんがころん写」というあそびシャッター。

保育士さんが鬼になり、カメラを持ちます。

「だるまさんがころんだ」と振り向いたときに、シャッターを押します。

子どもたちのいろんな表情を写し出すことができますよ。

あそび選びで大事になるのが、身体をうごかすあそびと掛け合わせることです。

笑顔は身体をうごかすことで引き出されます。

「はい、チーズ」のような子どもの身体を構えさせる撮影ではなく、あそびながら最高の笑顔を撮ってあげてくださいね。

おまけ:液晶画面を見せながらほめよう

DSC_0045

私は子どもに写真を撮らせてもらったときに必ず撮った写真を液晶画面で見せてあげます。

そこですかさず「わあ、いい笑顔!すてき」と褒めてあげます。

自分の笑った顔を褒められて嫌な気持ちになる子はいません。

そうすると『もっと撮られたい』という自信に満ちた気持ちが芽生えてきます

園の先生は保育との兼ね合いで、ぜひやってみてくださいね。

そしてこの記事使える!と思ってくださった方、ぜひ周りの先生方にシェアしてあげてくださいね☆

それでは笑顔写真家えがお先生でした!