こんにちは。笑顔写真家えがお先生です。
突然ですが、子どもにカメラを持たせたことはありますか?スマホではなく、カメラを。
スマホを持つとどうしてもゲームをしたくなったり、他のことをしたくなってしまうので、カメラに限定してお聞きしています。
子どもがカメラを持つことで、子どもの好奇心や表現力が引き出され、大人も感動する瞬間に立ち会えたりするんです。
子供にカメラを持たせると何がいいの?
子どもにカメラを持ってもらう写真教室「子どもファインダープロジェクト」を実施しています。キッズデザイン賞という賞も頂きました。
【キッズデザイン賞受賞】子どもファインダープロジェクト 放課後子供教室編
岩手、新潟、京都、大阪の各地の500人以上の子どもたちにカメラを持ってもらってきました。
そんななか、子どもたちの姿を観察しながら気づいたこと。それは・・・
子どもにカメラを持たせることで、こんな3つのいいことがあるんです!
①子ども目線で撮られる写真はどれも面白い!
②子どもの観察力・表現力・コミュニケーション力が格段に上がる!
③子どもがとらえる大人の表情がいい!
①子ども目線で撮られる写真はどれも面白い!
子どもが撮る写真は感覚的に撮るものが多く、大人が見てもとっても面白いです。
もちろん、ピンぼけや真っ黒の写真などもありますが、なかには『これ、どうやって撮ったの?』と驚くものも出てきます。
写真の魅力は、シャッターが押せるようになる1歳くらいから撮れること。
私の娘・ニコちゃんは今1歳9ヶ月ですが、もうすでに2台のカメラを所有しています。
シャッターさえ押せれば、だれでも簡単に写真が撮れるんです。
そして子どもが撮る写真は、どれも写真が生き生きしていて、見ている人の心も動かしてくれます。
②子どもの観察力・表現力・コミュニケーション力が格段に上がる!
カメラを持つことで、子どもはいつもとちがう“目”をもつことになり、好奇心が引き出されます。
すると、『何か面白いものを撮りたい!』という気持ちが奮い立つのです。
『何か面白いものはないかな』というアンテナが立ち、いても立ってもいられず、かけ出す子どももたくさん。
例えば、子どもがてんとう虫を見つけたとしましょう。
てんとう虫を何枚か写真に撮っているうちに、『もっとかっこよく撮りたい』と思ったりする。
タンポポを見つけて、『もっとかわいく撮りたい』と思ったり。
そしてシャッターを押しては液晶画面を見て、「これはだめ」と言って写真を削除して、またやり直してみたり。
こういった子どもが行う作業は観察力はもちろん、表現力の向上につながります。
自分が『もっとこう撮りたい』『こう伝えたい』という思いを形にする作業ですから。
最後に子どものコミュニケーション力が高まるという話をしますが、これはテーマを「人を撮ろう」「笑顔を撮ろう」としたときに実現します。
子供に実施している写真教室「子どもファインダープロジェクト」では、子ども同士で写真を撮り合ったり、商店街や畑などの「街の人の笑顔」を撮ったりしています。
そこで子どもたちに伝えている撮影のポイントは下のとおりです。パ
子どもが写真を撮るときのポイント
お:おおきく 撮りましょう
子どもは遠慮してしまうと、遠ざかって撮ったり、隠し撮りのように撮ってしまいます。そうではなくて、被写体を画面いっぱいに大きく撮ってみようとアドバイスします。
い:いろんな角度から 撮りましょう
真正面だけではなくて、下から撮ったり、横から撮ったり、その人のいいところが写真に写るように工夫しましょうとアドバイスしています。
しゃ:しゃべりながら 撮りましょう
人は緊張してしまうと、笑顔はでません。なので、しゃべりながら、緊張をほぐしてあげながら、自然な笑顔を撮りましょうとアドバイスしています。
「人を撮る」「笑顔を撮る」ことを子どもがすることで、相手の笑顔の引き出し方を学び、結果的にコミュニケーション力が高まっていきますよ。
③子どもに見せる大人の表情がいい!
子どもについ見せてしまう、面白い表情。
そんな顔が子どもの撮った写真には写っています。
それは普段、人には見せない油断した顔かもしれません。だからこそ、面白い!
パパママの表情はもちろん、おじいちゃんおばあちゃんの顔、友人家族の姿、まちの人の笑顔、子どもの手にかかれば魔法のようにいい表情が撮れます!
撮った写真で上映会をひらこう
子供たちが撮った写真はプリントしたり、フォト図鑑をつくったりしてほしいなと思います。
さらにおすすめなのはテレビやタブレット、パソコンに写真が見れるようにして、家族で上映会をすること。
写真をみんなで見ながら、子どもに「どうしてこんな写真を撮ってみたの?と聞いてみたら、子どもの口からどんどんと言葉があふれ出しますよ。
自然と「発表会」がお家でできるんです。
「こういう風に観察できたんだね」「すごい」など、子どもにリアクションすることで、次また頑張ろうという子どもの意欲につながります。
まとめ
今回は子どもにカメラを持たせてみるという提案をしました。
子供がカメラをもつことによって、親子のコミュニケーションはとっても広がりますよ。
なによりも、子どもが撮る写真に周りの大人が驚かされることまちがいなし!です。
ぜひお試しあれ!
それでは笑顔写真家えがお先生でした。
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